「それ、いくら?」ゲスママ 

「値段ばかりを気にするママ友が苦手でした」という、2歳の娘と夫の3人で暮らすTさんは、緊急事態宣言をきっかけにフェイドアウトを狙っているようです。

児童館で知り合った同い年の娘を持つママ友は、何にたいしても金額を聞きたがる人だったといいます。

「初対面で『その洋服かわいいね。どこで買ったの?いくら?』と声をかけられました。はじめは、ママ友も同じものが欲しいのかな?と思い、気にしないようにしていたのです。」しかし、児童館でママ友と会うたびにさまざまな金額を聞かれたそうで、最終的に苦痛に思うようになっていったといいます。

「ママ友の前では新しい服は着られません。どこへ出かけたとかもいえません。夫のことを話題にすれば『どこにお勤め?給料はいくら?』と聞かれるのではないか…と不安になり、何もいえなくなりました。」ママ友と会うこと自体が怖くなり、コロナの拡大を理由に緊急事態宣言前から児童館への出入りをやめ、緊急事態宣言中はもちろん現在も行くことはないそうです。

「まだコロナも怖いですし、ママ友にも会いたくないので児童館へ行きません。それに、娘も2歳になり行動範囲が広がったので、コロナが終息したら児童館以外のところへ行って遊ぼうと思います。」連絡先を交換していなかったのも良かったそうです。このままフェイドアウトできるといいですね。