同じように児童館にもなじめなかったHさん。「娘のために外に出ないと」と思いつつ、勇気が持てなかったそう。
「娘には悪いことしているな…と罪悪感でいっぱいでした」
そんなときにやってきたコロナ禍による外出自粛。Hさんのご主人は在宅勤務にシフトチェンジします。
「主人は仕事をしているので、当然娘の相手ばかりはできませんが、同じ空間に3人でいることがとても嬉しかった。娘が泣いたり私がアタフタしたりしていると、『大丈夫?』と声をかけてくれるのも心強かったです」
さらに、「今は自粛期間中だから」と“外出しない理由”ができたことも、ストレス軽減に一役買ってくれた、とHさん。「家にいることが娘を守ることになるんですから。今まで抱いていた娘に対する罪悪感がすっと消えてなくなりました」
自粛期間中は余裕をもって子育てができた、とHさんは語りました。