漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦と一緒に生活しています。

不正咬合の手術は成功したものの、痛みのために食事の量が減ってしまった小明神さん。飼い主の祭さんは、病院への通院のかたわら、小明神さんの体力を維持させようと、オリジナルスタイルでの『強制給餌』を開始しました(57話)。

そして今日は、病院での点滴とレントゲン撮影の日。診察中、飼い主は立ち会うことができないため、祭さんは、待合室で待機をすることにします。不安な気持ちを抑えつつ、歩いていたところ、いつの間にか他の人が連れてきていたワンちゃんが近づいてきて、祭さんの足元をクンクンしはじめました。飼い主さんに許可をもらって、顎の下を撫でてあげると、ワンちゃんはしっぽを振って上機嫌。祭さんも、そんなワンちゃんに癒され、ほっこりした気分に。

すっかり和やかムードになった待合室。ワンちゃんの飼い主さんと「猫を飼っているんですか?」「いや、チンチラです。」「それは猫ですよね?」「いやネズミの仲間です。」というお約束のやり取りをしていると、スタッフさんが診察終了を知らせてくれました。