少々ズルをしてローンを返済した次男に対して、長男は「それはダメだと思う!」と憤慨していたそうですが、次男はどこ吹く風。「ローンなんてさっさと終わらせないと楽しくない」と言っていたそうです。いやはや、大人顔負けの会話ですね…。

「ともあれ、『あつ森』で、子供たちは『貯金をすれば利息がつく』ということを学んだのも大きいと思います」とHさんはニッコリ。

なんと「カブ」の売買で稼ぐことも!

また、Hさんが驚いたのが、「あつ森」には「株」ならぬ「カブ」の売買でお金を稼ぐ方法もある、ということ。

「見た目は野菜のカブなんですが、現実の株式と同じく価格変動があるんです。しかもそのカブは1週間で腐ってしまうので、1週間以内にタイミングを見て売ってしまわないといけません」

カブの売買の方法でも長男と次男の性格がよくわかる、とHさん。

「長男は、カブ価が高くなった時に、少しずつ慎重に売るタイプ。『全部売っちゃうと、もっと高くなった時に悔しくなっちゃうから』というのがその理由。一方次男は、『今だ』と思ったら豪快に全部売っちゃうタイプです」

そんな次男を見て、また苦言を呈する長男。

「そんなにいっぺんに売っちゃうと、もっと高くなった時に損した気分になるから、一気に売らないほうがいいよ」

すると次男はこう返したのだとか。