東証マザーズ株価指数は5日ぶり反落、売買代金は59日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億5,874万株、売買代金は2,253億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲が堅調となり、売買代金は59日連続で1,000億円を上回り、連日で2,000億円を超えています。

ただ、一部主力銘柄に利益確定売りが優勢となった結果、株価指数は5日ぶりの反落となり、終値も再び1,000ポイントを割り込みました。

TOBを受けたファミリーマートがストップ高、同様の思惑でローソンも一時+9%に迫る急騰

個別銘柄では、親会社である伊藤忠商事(8001)が完全子会社化を目指したTOBを発表したファミリーマート(8028)に買いが殺到し、最後は比例配分のストップ高(+23%高)となりました。なお、その伊藤忠商事は小幅高に止まりました。

また、同様のグループ内におけるコンビニ再編期待から、ローソン(2651)も一時+9%高をうかがう急騰となり、終値も+6%超高となっています。

その他では、ソフトバンクグループ(9984)が一時+6%高へ急騰して年初来高値を更新したことや、値下がりが目立つ医薬品株でエーザイ(4523)が一時+6%超高の急騰となったことが目を引きました。