結婚をすると将来に向けた資産形成など、夫婦でお金のことを考える機会も少なくありません。日常の家計管理も同じで、夫か妻、あるいは両方が管理をすることになります。
今回は松井証券㈱が行なった「夫婦の家計管理事情に関する調査」をもとにして、お金の管理の実態を見ていきましょう。
家計の管理をするのは妻が半数。夫の満足度も高い
松井証券㈱が行なった「夫婦の家計管理事情に関する調査」(調査時期:2020年3月、調査対象:若年夫婦は結婚3年以内の20〜30代の男性200名女性200名の計400名、熟年夫婦は結婚30年以上の50〜60代の男性200名女性200名の計400名、調査方法:インターネット調査)において「あなたの家庭は、誰が家計を管理していますか」と質問したところ、「妻が管理をしている」と回答した人は45.0%、「夫が管理をしている」は24.8%となり、妻が管理をしている夫婦が約半数であることがわかりました。
また妻が家計管理をしている夫に「妻が管理をしていることに満足をしているか?」と質問をした結果、「とても満足している」が31.2%、「やや満足している」が43.5%で、7割以上が満足していると回答しています。安心して妻に家計管理を任せている夫が多いようです。