その他では、在宅テレワークの定着による紳士用を中心としたスーツ需要減少の懸念が拡大し、青山商事(8219)が上場来安値を更新し、AOKIホールディングス(8214)も大きく値を下げたのが目を引きました。

なお、コロナ騒動の影響でLINE(3938)との経営統合の延期を発表したZホールディングス(4689)は▲4%安に迫る大幅下落となっています。

一方、数少ない値上がり銘柄の中では、半導体需要の拡大期待から東京エレクトロン(8035)が+5%高の急騰で上場来高値を更新し、アドバンテスト(6857)も大幅高となりました。

また、小売り株ではニトリホールディングス(9843)への見直し買いが続き、6日連続で上場来高値を更新しています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が急騰して年初来高値を更新したのが目立ちました。

葛西 裕一