そのような中、日経平均株価は後場から売りが優勢となったまま反落となりました。取引時間中の高値は22,360円(+72円)、安値は22,039円(▲249円)となり、値幅(高値と安値の差)は約321円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きで反落となりましたが、下落率は日経平均株価を大きく上回りました。

東証マザーズ株価指数は5日続落、売買代金は53日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億2,976万株、売買代金は1,973億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は53日連続で1,000億円を上回りましたが、再び2,000億円を下回っています。

ただ、新興市場での利益確定売りは収まっておらず、終値では6月15日以来となる1,000ポイント割れとなりました。また、約5カ月ぶりの5日続落で引けています。

東京エレクトロンが連日の上場来高値更新、スーツ需要減少で青山商事は上場来安値更新

個別銘柄では、自動車株が全般的に売られ、スズキ(7269)が一時▲5%超安の急落となり、三菱自動車(7211)は年初来安値を更新しました。

また、武田薬品工業(4502)など医薬品株が一斉に売られ、しまむら(8227)やJ. フロント リテイリング(3086)など小売り株の一角も大幅続落となっています。