また、職場関係・友人・知人等の場合、最も割合の多い香典の金額帯は次のようになります。

  • 職場の上司・同僚・部下:5千円以上1万円未満
  • 上司・同僚・部下の家族:5千円未満
  • 友人・知人、友人・知人の家族:5千円以上1万円未満
  • 近所の人:5千円未満

一方、「ゼクシィ結婚トレンド調査2017〜2019」によると※、2019年のご祝儀の相場は、友人・同僚が3万円、上司が4.1万円、親族が7.1万円、恩師が3.8万円、総額は平均224.1万円という結果でした。

過去3年の推移を見ると、友人・同僚、上司、恩師の金額に大きな変化はありません。ただし、親族は2017年が6.6万円、2018年が6.7万円、2019年が7.1万円と3年間で5千円増となっています。

※「暮らしと金融お金何でもデータ(2019年度)4. 冠婚葬祭」(金融中央広報委員会)

平均より少ないと「ケチ認定」されてしまう!?

結婚式やお葬式などは、本人や家族にとっては思い入れのあるイベントです。そこでご祝儀や香典の額を抑えたばかりに、あとあと「あの人はケチだ」と言われたり、関係が疎遠になってしまうことがあるかもしれません。人からどう思われようと構わないというのであれば話は別ですが、冠婚葬祭では常識的な金額を包む方が無難でしょう。