漫画家の祭さんは、小明神さんとおみくじちゃんというチンチラの夫婦と一緒に生活しています。

不正咬合の診断を受けた小明神さん。先生から『様子見』を提案されますが、小明神さんの年齢と体力を心配した飼い主の祭さんは、「体力のあるうちに手術をしてほしい。」と、手術を希望しました。

そしていよいよやってきた手術の日。動物病院の先生もスタッフさんも「夕方にはお返ししますね。」といたって普段通りの様子で小明神さんをひきとっていきましたが、「手術に使う麻酔には命の危険が伴う」という点が心配でたまらない祭さん。「もう二度と小明神さんに会えないかもしれない。」という想いから、「小明神は無事に帰ってきてくれるだろうか?」「自分の判断は間違っていなかっただろうか?」と、一人もんもんとカフェで悩み続けます。