相手の性格をよく知ることが大切

筆者は、人を疑わずになんでも素直に伝える性格です。今思い返すと、あの頃の自分は「きっと相手も自分と同じ思いのはずだ」という思い込みが強かったのではないかと反省しています。

もしかしたらPさんは、筆者が抱いていた好意を「重い」「面倒だ」と感じていたのかもしれません。

人の性格は十人十色。筆者のように裏表がない馬鹿正直な性格の人もいれば、損得を考えて付き合う人を選ぶ人、自分が優越感を得られる相手とだけ付き合う人もいるでしょう。

筆者は運よく引っ越しという手段を使ってママ友トラブルから脱出することができましたが、持ち家の人などはそう簡単にはいきませんよね。

本当に気の許せるママ友がいることはとても素晴らしいことですが、「親しき仲にも礼儀あり」ということわざのように、まずは一定の距離感を大切にしながら徐々に距離を縮めていく方がいいのかもしれません。

ご近所のママ友とは「一線を引いた付き合い」がおすすめ

また個人的には、お互いの家が徒歩圏内にある団地でのママ友付き合いは、「一定の距離感を保つ必要がある」と考えています。

なぜなら、以前住んでいた団地では「自分の子ども以外の子どもの送迎や子守を頼まれる」ことが多発していたためです。

たまにならいいのですが、頻繁に「買い物に行ってくるから子どもを見ていてくれないか」「上の子を迎えに行っている間、下の子をお邪魔させてくれない?」などと頼まれると、いくらご近所さんといえモヤモヤが募ってくるものです。

そうならないためにも、ご近所付き合いはほどほどの距離感で無理なくするのが理想的でしょう。ただ、その団地特有の雰囲気や流れに合わせないと浮いてしまうこともあるため、バランスを見ながらご近所付き合いをしていけたら素敵ですね。

広瀬 あゆみ