下記のような内訳となっています。
- 食費:64,444円
- 住居:13,656円
- 光熱・水道:19,267円
- 交通・通信:27,576円
- 教育・娯楽:25,077円
- 保険医療:15,512円
- 非消費支出:28,240円
一見すると何の問題もないようにも見えますが、注目は住居費用です。
なんと約14,000円弱。
首都圏の平均家賃がいくらかと考えるとこの金額はどういうことなのだろうと思われるのが当然だと思います。
その鍵となるのが、「持ち家比率」です。
総務省統計局「住宅・土地統計調査」令和元年度版では、65歳以上の世帯で、「高齢者のいる夫婦のみの世帯」の持ち家の比率が87.2%となっており、賃貸の割合はわずか12.8%という結果でした。
この高い持ち家の所有率から、あのような家賃14,000円弱という平均値が出てしまったのです。