生活のオンとオフをしっかり切り替えることは、プライベートな時間の充実にもつながり、結果として情報力や発想力を身に付ける機会にもなります。仕事にも良い影響を与えるので、収入アップへの道も開けてくるかもしれません。

早起きをして重要度の高い仕事から手をつける

お金持ちになる人は朝早く起きて、重要度の高い仕事からこなしていく習慣があります。ここで1つ、興味深い日本人の貯金事情に関する調査をご紹介します。

2010年にKDDIが公表した調査によると、「早起き上手」の人は「寝坊常習犯」よりも約100万円貯蓄額が多いことが示されています。ことわざ「早起きは三文の徳」というのは、どうやら本当のようですね。

また人間の脳は、朝起きてから2時間が最もクリエイティブな力を発揮しやすく、集中力が高いことがわかっています。つまり、重要度の高い仕事や発想力が必要なタスクは、早起きをして、集中力が高い朝の時間帯をフル活用するのが良さそうですね。

実際に、アップル社のCEOティム・クック氏は、仕事が始まるのは8時頃であっても毎朝4時前には起床し、アップル製品のユーザーから届くコメントに1時間ほど目を通したあとに、ジムに行ってヘルスケアに取り組むそうです。

クック氏はユーザーからのコメントを非常に重要視していると言われており、ここから得たインスピレーションが大いに仕事にも活かされているのかもしれません。