新型コロナによる緊急事態宣言下では、外出自粛のために自宅で過ごす時間が長くなりました。会社がリモートワークになったり、不要不急の外出を控えるという環境では、家族が四六時中一緒にいることで夫婦の関係が変わったというケースも少なくないようです。

外出自粛で配偶者/パートナーとの関係に変化はあった?

そんな中、外出自粛による「同居人との関係の変化」に関する調査を、株式会社エアトリが2020年4月5日~4月7日に実施しています(20代以上の男女1,035人が対象)。

同調査によると、「家にいる時間が長くなった」と答えた823人中、「身体的にも心理的にも変化があった」21.5%、「心理的に変化があった」17.7%、「身体的に変化があった」11.4%で、約半数の人が何らかの変化を感じたという結果でした。

また、同居相手別に「関係が良くなった」「関係が悪くなった」と答えた割合についても聞いており、配偶者/パートナーとの関係にフォーカスしてみると「関係が良くなった」と答えたのが9.2%、「関係が悪くなった」と答えたのが7.5%と、関係が良くなった人の方が若干多いという結果でした(n=532)。

配偶者/パートナーの関係が良くなったという人には以下のような声があります。

  • 出張や飲み会が減り、しっかり食事を一緒にとることができるようになった。
  • ストレスを溜めやすい妻ですが、要所要所で子供の面倒をこちらがみられるようになったことでストレス軽減に大きく働いた。
  • 2人でできる暇潰しを探すようになった。結果、会話が増えたし、思いやりをより持てるようになったと思う。