「在宅になってゲームの課金や動画・コミックスのサブスク利用が増えましたね。あと通販でついポチっと買ってしまうものも増えました。僕の会社は在宅に切り替わったとはいえ、実際に自宅でできる仕事量はオフィスへ出ているときよりも減っています。だから結構自由な時間も多くて、ヒマを持て余した結果、余計な出費を増やすことになってしまいました」(28歳男性/営業)

独身の人たちの間では、光熱費や食費など“生きていく上で最低限必要となる出費”以外のところでも、在宅ワークになったことで出費が増加している様子。実際、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から基本方針に関する見解が出された2月24日と、安倍首相が休校措置について説明を行った3月1日がWebサービス利用の分岐点になったというデータ()もあります。

28歳男性の意見のように、通販サイトで“おうち時間”を過ごすためのグッズを買ったという人も多い様子。今までとは違う働き方・過ごし方をすることになり、出費が増えてしまうというのは自然な流れだと言えるのかもしれません。

在宅ワークで「出費が減った」という意見も

在宅ワークに切り替わったことで、出費が増えたという意見が大半だと考える人も多いことでしょう。しかし実は、在宅ワークで「出費が減った」と答えた人も、そう大差ない割合で存在しています。出費が増えた人と減った人との違いは、一体何なのでしょうか。