しかし最近の若い人ほど、奢られるということをフェアに感じず、割り勘が当然と思う人が増えているという話も聞きます。働く女性が増えて、必ずしも「男性のほうが高収入」ではなくなってきていることが影響しているのかもしれませんね。
経済力をアピールしすぎて…
「婚活がなんだかうまくいかない」と話すのは、大手都市銀行で働く40代のBさんです。「40歳になるのを機に婚活を始めたけれど、正直なところ不調」と嘆きます。
理由はというと、「もうこの年なので自分がアピールできるのは経済力だと思っている。一応は名の知れた金融機関に勤務しているので収入だけは人並み以上にあるし、女性が結婚にあたって重視することの一つは経済面だと思っているので経済的な安定をアピールするけれど、結果が出ない」とのこと。
Bさんの話を聞くに、以前付き合っていた女性からも別れ際に『お金はあまり関係ないのに、あなたはお金の話ばかりするから自分が卑しい女であるかのように感じる』『私はお金目当てで付き合っているわけではない』と言われたことがあるのだそう。
相手の女性にとっては経済力以外にBさんを魅力的に感じるポイントがあったのでしょうが、Bさんはそこに気づかなかったのでしょう。それでは相手の女性が不満に思うのも無理はないような気がします。
しかし、同じ失敗を繰り返すのはBさんが自分自身に自信がないことが理由のようです。「同い年で結婚しているヤツを見るとやっぱり見た目がよかったり、オシャレだったりするんだけど、自分はどちらかというと地味なほうだから。ほかにアピールできそうなところがない」とため息をついていました。