金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように、お金と人間関係というのは密接に結びついています。中にはお金との付き合い方を間違えたばかりに、人間関係が破綻してしまったというケースもあるようです。今回は、お金にまつわることで恋愛に失敗したという3人の話を聞いてみました。
奢ってばかりのデートはNG?
IT企業で働く30代のAさんは少し年下の女性とのデートで失敗した、と語ります。「最近の若い人たちは奢ってほしいという思いよりも、対等に見てほしい、個人として尊重してほしいという思いが強いようだ」と、Aさんはここ数年で女性の経済的な価値観や考え方が大きく変化したと感じているようです。
「何人かとデートしたけれど、最近は奢ろうとすると女性の反応がよくない。初回は『本当にありがとうございます』ってかなり何度も言われて、こっちが申し訳なくなるくらい。2回目、3回目になるともう簡単には奢らせてもらえない」のだそう。
「『あまり奢られてばかりいると、デートに行きづらい。自分がタカっているような気がする』とか『Aさんには対等な存在として認めてもらえてないように感じる』とも言われたことがあって、最近は女性の考え方も変わってきたんだなと思った」と言います。
さらにAさんは「自分は古いタイプなので、デートでは女の子にお金を出させないのがカッコいいと思っていた。そういう価値観を上司から植え付けられていたのだと思う」と話していました。
Aさんの上司と言うと、40代、50代になるのでしょうが、そのくらいの年齢層ではデートで男性がお金を出すというのが当たり前だったのかもしれません。