また、前日にルノー社を含めた3社アライアンス会見を行った日産自動車(7201)が一時+10%高へ爆騰し、三菱自動車(7211)も一時+8%に急騰しています。

その他では、世界的な経済再開を好感して機械株も総じて買われ、キーエンス(6861)とSMC(6273)が連日で上場来高値を更新し、ファナック(6954)やコマツ(6301)も大幅高となったのが目を引きました。

一方、ハイテク株でNEC(6701)やアドバンテスト(6857)などが下落しましたが、大きな下げにはなりませんでした。

また、“巣ごもり生活”関連で買われた任天堂(7974)や「アビガン」関連株のデンカ(4061)なども値を下げましたが、こちらも下落は限定的だったようです。

その他では、従業員への夏季賞与支給見送りと6月の給与カットが報じられ(注:会社側発表はなし)、前日に一時急落したエイチ・アイ・エス(9603)が大幅続落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、FRONTEO(2158)が再びストップ高まで買われ、メルカリ(4385)が上昇して公開価格を上回って引けました。一方、ブシロード(7803)やマクアケ(4479)が大幅安となっています。

葛西 裕一