Tポイントや楽天スーパーポイント、dポイント…というように、ポイントサービスの種類は年々増え続けており、ポイント文化は我々の生活に深く根差したものになってきています。
貯めたポイントは現金と同じような形で利用できたり、いろいろな景品に交換できますが、有効期限が設定されているものも多いのが特徴です。そのため、たくさん貯めていたポイントが気付けば失効していた…とガックリした経験を持つ方も少なくないでしょう。
そこで今回は、せっかく貯めたポイントを失効させてしまうことを防ぐ、損しないポイントサービスとの付き合い方について説明していきたいと思います。
失効させてしまったポイントの平均は6,000円弱!? 実際はもっと多い可能性も?
モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社が今年2月に行った「日本人のポイント活用に関する調査2020」によると、ポイントサービス利用者が失効させてしまったポイントの平均は、5,933円分でした。
6,000円弱のポイントを失効させてしまったと聞くだけでも冷や汗が出そうですが、実はこの5,933円という数字は、失効させてしまったポイントを「分からない」と答えた人以外の平均なのです。
調査では、半数近くの49.6%の人が失効させてしまったポイントについて「分からない」と回答しているため、実際には失効してしまったポイントの平均額はもっと高いのかもしれません。半数近くの人が「分からない」と答えた背景には、ポイントをあくまで「おまけ」として捉えている人も多いのでしょう。