各金融商品の金額を見ていきましょう。
- 生命保険:459万円
- 株式・株式投資信託:230万円
- 貸付信託・金銭信託:18万円
- 債券・公社債投資信託:53万円
このように預貯金からそれ以外の金融資産を合計した貯蓄合計は2135万円となります。
老後もはたらく60代世帯の負債はいくらか
一方、負債はいくらなのでしょうか。
老後もはたらく60代世帯の負債は229万円です。
貯蓄と負債をネット(相殺)すると、純貯蓄(純負債)が出てきますが、その計算をすると、純貯蓄は1906万円となります。
純貯蓄は2000万円には届きませんが、ほぼ2000万円あります。
2019年に金融庁からでたワーキング・グループの報告書で「老後資金に2000万円必要」というような話が話題となりましたが、この平均値であれば、心配はなさそうです。
もっとも、有料老人ホームに入るとかの介護リスクなどは、この2000万円には含まれていませんが、そうしたリスクを考慮しなければ問題なさそうです。
二人以上の60代世帯とはたらく60代世帯の貯蓄の差はどれくらいか
二人以上世帯で世帯主が60代の世帯の貯蓄は2330万円です。