働きたくても働けない専業ママ
厚生労働省が令和元年9月6日に公表した「『保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日)』を公表します」内で、平成31年4月1日時点での待機児童数を16,772人と発表しました。そのうち、低年齢児(0~2歳児)の待機割合は87.9%も占めるといいます。待機児童の多い地域に住むBさんも2歳の子どもを抱え、専業主婦をしているそうです。
「本当は子どもを預け、社会復帰をしたいと思っています。ですが就職先の決まっていない状態では保育園に受かりません。だからといって、保育園が決まっていない状態で面接に行っても落とされてしまい…この悪循環で、専業主婦を続けています。」
また、子どもが小さいと「急に仕事を休むのでは」と面接時に敬遠されてしまうこともあるといいます。専業ママのなかには「働きたくても働けない」というジレンマがあるようです。