いま、新型コロナウイルス感染症(CDVID-19)の影響で食品ロス問題に直面している事業者を、「食」で助けようという動きが広がっています。
各事業者も販路を家庭に向けて変更し、モスバーガーやオイシックスなど有名企業の有名企業とコラボして、いましか買えない特別セットなどが続々と販売されているのです。
外出自粛で広がる、業務用食品ロス問題とおうちレストラン
冒頭でもお伝えしましたが、飲食店やホテルの休業・学校給食のストップにともなう食品ロスの問題が広がっています。そこで、何もしなければ消費期限切れになり、廃棄されてしまう食品を「巣ごもりしている家庭」に販売先を切りかえ、新たな需要を獲得しているのです。
日経クロストレンド「新型コロナで広がる「業務用」食品ロス フードシェアサイト盛況」によると、消費期限切れが近い食品を取り扱う某ECサイトの売上が2倍になっている事例も。巣ごもり消費の増加や、消費者の食品ロスへの意識の高まりが関係していることことです。
また、博報堂ウェブマガジン センタードット「ヒット習慣予報 vol.116 『おうちレストラン』」によると、外食がしにくくなっているいま、「おうちレストラン」というキーワードがSNS上で見られるようになっています。
ECサイトで消費期限切れが近い食品を取り寄せ、おうちでレストランのようにするなど工夫してたのしく食べることが、食品ロスを減らす手がかりになりそうですね。