とある会社に勤務する中堅社員の主人公。先日提出した資料にミスがあったということで、係長に注意を受けました。「俺が課長に怒られたんだぞ!」と息巻く係長の横で、指摘を受けたところを確認してみると、それは係長が後から追加した部分。
思わず主人公が、「え?ここは、係長が後から追加した部分ですよ。」と指摘すると、係長は顔を真っ赤にして、「俺が悪いっていうのか!」と怒り出しました。「最終チェックでOKにしたのは自分だろ…。」と心の中でつぶやきながら、主人公の頭の中で、いつものごとく妄想スイッチが入ります。
課長に提出する前に、資料をチェックし、係長の誤字を指摘する主人公。しかし、係長は悪びれることもなく「これは俺のせいじゃないぞ!」と言い放ちます。そして自分のパソコンのキーボードを示しながら、「ほら。このPCのキーが、もう0.1ミリ左に寄っていたら、俺は打ち間違いなんかしなかった。だからこれは、このPCの製造元の責任だ!」と主張するのです。それを聞き、「では、メーカーに苦情を入れておきます。」と、引き下がる主人公…。
「いや、それはさすがに、メーカーがかわいそうだろ…。」(妄想終了)