識学、「識学会員」社数が前期比4.7倍に成長しストック売上比率上昇 福島SEの経営にも参画

株式会社識学2020年2月期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:株式会社識学 代表取締役社長 安藤広大 氏

事業KPI(1/2)

安藤広大氏:こんにちは、株式会社識学代表の安藤と申します。今日は2020年2月期の決算説明をしたいと思います。

13ページ目からのご説明になります。当社識学のサービスを納品している講師の人数と、講師1人頭売上が当社の重要KPIになっていますので、そのあたりのご報告からいきたいと思います。

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2月末の決算時点では、講師数31名で推移していたのですが、現時点、4月時点で41名、講師候補は9名、内定承諾は4名ですので、今期はすでに採用しようと思っていた人数にほぼ近いところで採用が完了しています。コロナウィルスの影響が出る前から採用は順調で、講師の人数は増えています。

講師1人頭売上もグラフのように推移していまして、2月期通年の平均で8ヶ月以降のベテラン講師に関しては、通年平均420万円で、当社が目指すべき数値はクリアしています。

事業KPI(2/2)

マネジメントコンサルの導入企業数は第4四半期終了の時点で1,519社で、毎月40~50社、直近ですと50~60社のあいだで獲得が推移しています。プラットフォームサービスも、それぞれ識学クラウドで244社、識学会員で270社と成長できています。

業績ハイライト

業績ハイライトです。数字は売上が17億2,000万円、EBITDAで3億2,200万円で、ご覧のような数値の成長でございます。トップラインをきちんと伸ばしながら、しっかり投資もできた1年だったと思っています。

売上高及び営業利益の推移

売上の推移です。前期比は以上のような数字に伸ばさせていただいていまして、特筆すべき点としてはプラットフォームサービスが230パーセントと順調に拡大しています。

サービス別売上高推移(マネジメントコンサルティング)

マネジメントコンサルティングは、第4四半期の売上が少しへこんでいるようにも見えるのですが、納品ベースで売上計上になっていまして、年末年始のお客さまの実稼動が少なかったことと、実際日数も少ないところもございまして、第3四半期比で少し減少してしまっています。

一方で、年度末受注残高(年度末で既に受注済で、顧客に納品が完了していない金額)は昨年度比較で48.8パーセント増えていまして、今期は5億円の受注残を残した状態でスタートできています。

これを徐々に紹介していきます。

サービス別売上高推移(プラットフォームサービス)

プラットフォームは18ページのように成長していまして、第4四半期になってきますと売上の構成比が12.05パーセントまできています。

2020/2期 営業利益の増加要因

営業利益の増加要因です。売上が4億6,800万円対前年で増えているなかで利益が約4,000万円弱の成長に留まっているのは何に投資したからかについてのご説明ですが、やはり1番はグラフの左端に書いた人件費と採用教育費です。未来に向けて多くの講師を中心とした社員の採用ができています。

経営者のためのM&Aトレーニング(旧M&A顧問サービス)

トピックスとしては、昨年事業を買収させていただきました「M&Aトレーニング」サービスです。こちらは識学を導入されているお客さまを中心にサービスを導入するスキームが確立でき始めていまして、契約社数は現状28社と、順調に拡大できています。

記載のとおり、既存顧客からの獲得になっているため、広告コストも本当に少ない金額で獲得できています。

識学ファンド

識学ファンドは、先般Surpass社へ投資を実行させていただいた進捗があるのと、現状3社ほど投資を検討しているところでございまして、当社独自のソーシングに基づいて有望な企業に投資できそうだという進捗です。

識学キャリアと福島スポーツエンタテインメントについては、この後、今期の見通しを説明する際に一緒にご説明したいと思います。

2021年2月期業績予想について

2021年2月期の業績予想についてです。新型コロナウィルスの感染拡大によって、当社も少なからず影響を受けている現状のなかで、やはり予想を公表すると逆に無責任な発表になってしまうのではないかということで、公表を見送るかたちにさせていただいています。

その代わりに、投資判断の1つとして「月次売上高」を発表させていただくことで、当社の現在の業績状況を投資家のみなさまにタイムリーにご判断いただければと思います。

先般発表させていただきました3月の月次売上の約1億5,000万円がどのような数字なのか、社内予算と比較しますと、やはり10パーセント前後落としている数字でございまして、コロナウィルスの影響で納品ができなかったり、やはり少し弱含みになっているところです。

当社がどのような対応をしてるかというと、Web会議を中心としてお客さまに対しても納品させていただいているのですが、どうしても対面が良いお客さまがおられたりします。

また、集合研修はWebでも納品させていただいているのですが、Webでは難しいところも一部出てきていまして、そのあたりが4月についても足元の業績に少し影響を与えそうだなと思います。

一方で、これから不況を迎えていくなかで、組織をしっかり統制していかなければいけないという考えを持たれる企業さまが増えてきており、新規の商談数に関しても4月対先月比較で増えています。

受注活動も、この状況でありますからなかなかクロージングまでいかないところではあるのですが、ニーズは多く増えてきていますので、コロナウィルス明けに向けて、しっかり種まきもしていきたいと考えています。

既存事業について(マネジメントコンサルティング)

事業戦略についてです。マネジメントコンサルは何度も申し上げているとおり講師の数をしっかり拡大していくことでございまして、現時点では55名までの採用がほぼ確定している状況です。

今期の増員計画の数字に関してはもう達成しているため、ここからは彼らをしっかり育成していくことで売上を作っていきたいと思っています。

既存事業について(プラットフォーム)

プラットフォームは現状拡大の方向になっていますので、引き続き今期も伸ばしていきます。売上の構成比を少しずつ高めていきたいと思います。

新規事業について(識学キャリア)

識学キャリア、人材紹介は始めさせていただいて、コロナウィルスの影響も少なからずあるのですが、やはり既存のお客さまを中心にニーズは非常に高く、契約社数が40社を超えています。

このあとはマッチングを進めていくところです。現在進めていまして、第1四半期、遅くとも第2四半期からは当社の業績に一定のインパクトを与えるような事業になってくるのではないかと考えています。

福島スポーツエンタテインメント(福島SE)への経営参画

最後に福島スポーツエンタテインメントへの経営参画ということで、B2リーグの福島ファイヤーボンズの経営に入っていくことについてのご説明です。

スポーツチームを強くすることと、スポーツチーム運営企業の経営を立て直すことの、2つの側面がございます。やはり、スポーツでしっかり実績を上げることはPR効果が非常に大きいと考えています。

チームをしっかり立て直し、かつチームが成績を残すことによって、識学の有用性を証明していきたいと思っています。

具体的にどのようなことをするのかというと、メインは組織改善によってそれらを実現するということです。人員を増強し、組織そのものの運営の仕方をしっかり変え、経営とチーム強化の両軸を実現させていくことを、今期は必ず実現させていきたいと考えています。

以上です。ありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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