その他では、大型連休を控えて、株価上昇基調が続いてきた銘柄に利益確定売りが目立ち、ウエルシアホールディングス(3141)が大幅安となり、スギホールディングス(7649)やツルハホールディングス(3391)も売りに押されるなど、ドラッグストア株が不振だったことが目を引きました。
一方、新型コロナウイルスの予防ワクチンを国立感染症研究所(東京・新宿)と共同で開発すると発表した塩野義製薬(4507)が一時+6%高に迫るまで急騰し、エーザイ(4523)も大きく値を上げました。
また、機械株も堅調に推移し、前日に爆騰したファナック(6954)が続伸し、安川電機(6506)やキーエンス(6861)も上昇しています。
その他では、前日の決算発表で今期(2021年3月期)業績の大幅増益見通しを公表したイビデン(4062)が+18%超高の大爆騰で年初来高値を更新したことが注目を集め、日本電産(6594)など他の電子部品株の一角も上昇しました。
新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が急騰して再び公開価格(3,000円)復帰を視野に入れ始め、医療バイオ株ではアンジェス(4563)、そーせいグループ(4565)、ソレイジア・ファーマ(4597)が買われました。
葛西 裕一