経営者としての不安
Fさん(48歳)書道教室運営・個人事業主
家族構成:夫・夫の母・長女(大学2年)
「書家です。創作活動のかたわら、自宅の1階で、近所の子どもたちに書道を教えています。
例年、4月は見学や入会が多いのですが、案の定、今年は激減でした。
教室をやめる子も数名出ていて、経営的にはとても不安な状態です。
2月末、学校の一斉休校が決まったときは「時間に追われることがない今こそ、創作のチャンス」と前向きに考えていました。
「先生みたいに大判の作品に挑戦したい!」という意欲ある子には、早めの時間に来てもらって別枠で指導をしたり・・・。
手洗い指導や手指の消毒液、空気清浄機や換気の面でも万全な体制を整えていたつもりです。
ところが、4月7日に緊急事態宣言が出され「教室でクラスターが発生したら・・・」という不安が頭をよぎるようになり、迷った末、いったん「コロナ休業」に入りました。
ところで、最近受付が始まった、県の「感染拡大防止協力金」って、うちも支給対象なのでしょうか?
問い合わせの電話がなかなか繋がらなくて・・・。
もし協力金の対象外ということであれば、教室再開に向けて早々に準備を始めたいです。
姿勢を正したり、筆を持つときに手を添えてあげたり、といった手ほどきができないので、オンライン指導は考えにくいですね。
書くこと、教えることは私のライフワーク。
とはいえ、一経営者としては収入を意識せざるを得えません。辛いです」