世界的で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症は依然として日本でも完全に終息する気配はありません。リモートワークや就業自粛を行っている企業も日々増えています。また、緊急の経済対策として、紆余曲折の末、政府が全国民に一律10万円の現金給付方針も示しました。しかし、緊急事態宣言中に、毎月国民に給付され続けるというわけもありません。

コツコツ節約で貯蓄のスタンス

短期貯蓄として株や投資信託、為替取引などで運用しても誰しもが早々にそして簡単に増やせる訳ではありません。では、何が一番短期貯蓄に適しているのでしょうか。

それは意外にもコツコツ節約し貯蓄することなのです。

効率良くコツコツ貯蓄を行うには、まず家計を見直す必要があります。貯蓄を切り崩す前に、家計の可視化、「みえる化」し、緊急時に貯蓄を切り崩さなくても乗り越えられる様にしたいところです。

各項目は3日もあればチェックすることができます。在宅勤務の方も多いかと思うので、これを機に家計の体質と体力を把握しておきましょう。

短期で余剰金を生み出すための家計見直しステップ

では、まずはじめに家計を見直すにあたっての4つのステップを見ていきます。

ここでのポイントは家計を固定費と変動費の2つに分けるところからスタートします。