嫁が妊婦になったとたん…口うるさくなる姑

子供が欲しいと思い始めたタイミングと同時期に姑と同居をはじめたAさん。姑は気を遣って「子供はまだ?」という類の発言はしないでいてくれました。そんな姑に妊娠を告げると「そうだったの!よかったわね」と涙ぐんで喜んでくれました。「あ、このお義母さんならうまくやっていけるかも」と思っていたのですが、豹変をしたのはその後です。

姑が妊婦検診に「一緒について行く」と言うのです。Aさんは「お義母さんも一緒に妊娠・出産というイベントを楽しみたいんだな」と解釈しましたが、検診時には「順調なのでしょうか?」「お酒は一滴も飲んじゃいけないんですよね?」など先生に質問攻めで、まるで自分が攻められているような気がしたとAさんは振り返ります。

Aさんが一番辛かったのは、食生活や生活習慣に関して干渉されたことです。もともと貧血気味だったAさんのために「プルーンがいいから」と1ケース購入して「食べてね」と良い方法のひとつとして渡してきました。Aさんは、一口食べるもどうしても口に合わずに、そのまま放置しました。すると姑が「全然減っていないじゃないの!」とチェックを入れてきます。Aさんは「お義母さん、申し訳ないのだけどちょっと味が好みじゃなくて…」と正直に話すと「あなたとおなかの赤ちゃんのためにと思って買ったのに…少しくらいまずくても我慢して食べるのが母親でしょう!」と烈火のごとく怒り始めました。確かに健康のためにはいいのでしょうが、口に合わないものを無理して食べることは精神衛生上よくありません。

子供ができるまでは、同じ屋根の下に住むも比較的お互いに自由に過ごしていたのですが、プルーンの件をキッカケに一挙手一投足に口出しするようになってきました。