さらに、伸び悩んでいた自動車株の一角も買い戻され、ホンダ(7267)が一時+9%高に迫る急騰となり、同じくスズキ(7269)も一時+8%高に迫る急騰となりました。
その他では、新型コロナウイルス向け抗インフルエンザ薬「アビガン」の原薬の生産を始めると発表したカネカ(4118)が一時+19%高のストップ高まで買われました(終値は+7%高)。
また、“巣ごもり生活”関連ではコンドーム使用機会の増加を背景にオカモト(5122)が再び年初来高値更新となったのが目を引きました。
一方、GWの新幹線利用客の記録的な激減が不可避となったJR各社が売られ、東日本旅客鉄道(9020)、東海旅客鉄道(9022)、西日本旅客鉄道(9021)が下落しましたが、九州旅客鉄道(9142)は値を上げました。
その他では、任天堂(7974)が4日ぶりに反落し、高値更新が続いた中外製薬(4519)も売りに押されています。
新興市場(東証マザーズ)では、前日に一時爆騰したメルカリ(4385)が大幅続伸で年初来高値を更新し、公開価格(3,000円)への復帰が視野に入ってきました。また、医療バイオ関連株では窪田製薬ホールディングス(4596)がストップ高で引けています。
葛西 裕一