半導体フォトマスク、EUV効果で市場大幅拡大 外販ベンダーは中国市場開拓に活路 2020.04.14 00:00 公開 執筆者稲葉 雅巳 2019年の半導体フォトマスク市場は前年比15%増の4915億円となり、引き続き過去最高を更新したとみられる。19年は半導体市場全体が低迷し設備投資も低調に推移したが、フォトマスク市場に限っては、EUVリソグラフィーの量産工程導入や中国をはじめとする新興企業のデザイン活動が活発化したことで、大きな伸びを見せた。 記事の続きを読む 画像と一緒に記事を読む 関連記事 新型コロナウイルスが半導体業界にもたらす「陰と陽」 新型コロナウイルスの感染拡大が世界各地で広がるなか、当然のことながら半導体業界も大きな影響を受けている。足元ではスマートフォンや自動車などの最終製品の生産が停滞、あるいは需要が低迷したことで、欧米半導体メーカーを中心に売上見通しの下方修正が相次いでいる。一方で、データセンターなどのインフラ需要は今回の「コロナショック」を契機に拡大すると見られており、マイナス要素とプラス要素が入り乱れるかたちとなっている。 米マイクロンの第2四半期決算、減収ながらもDC向けで強い需要 米半導体大手のマイクロンテクノロジーが発表した2020年度第2四半期(19年12月~20年2月)業績は、売上高が48億ドル(前四半期比7%減/前年同期比18%減)、営業利益率が11.3%(同0.2ポイント減/24.9ポイント減)となり、売上高は減収ながらも当初ガイダンスのミッドレンジを上回る結果となった。新型コロナウイルスの感染拡大でスマートフォンなどコンシューマー製品の需要落ち込みが危惧されるなか、データセンター(DC)向けの需要は引き続き高い水準となる見通し。 ファンアウトやRFフィルターで業界標準握る、愛知発の半導体装置メーカー 愛知県東海市に知る人ぞ知る半導体製造装置メーカーが存在する。その名はテイコクテーピングシステム㈱(TTS)。従業員はわずか18人と少人数ながら、ファンアウトパッケージやRFフィルター向けに業界標準というべき製造装置を展開。ニッチトップというフレーズが真にふさわしい事業スタイルを貫いている。海外市場に活路を見出しながら、愛知の地でのものづくりにこだわる姿勢は見習うべきところも多い。 HOYAと東芝で争奪戦! ニューフレアってどんな会社? マスク描画装置トップも、マルチビーム世代では劣勢 国内企業がシェア9割、半導体製造の重要材料「フォトレジスト」 市場規模は約1500億円、開発競争の主戦場はEUVに LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL