いまだ世界中で感染の拡大を続ける新型コロナウイルス(COVID-19)。では、新型コロナに感染し、死亡や入院などをした場合に、保険金や入院給付金などは支払われるのでしょうか。主な保険会社の最新プレスリリースなどを参考にまとめてみました(4月10日午後6時40分時点)。
はじめに
新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび関係者の皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
さて、新型コロナウイルスに感染し、入院や手術、また亡くなった場合等に保険金や入院給付金は支払われるのかというのは、多くの人が注目する点でしょう。
それでは、国内外を代表する保険会社の新型コロナウイルスに感染し、入院や死亡などとなった場合の対応について見ていきましょう。
もっとも、日本では公的な医療保険である国民健康保険、協会けんぽ、組合健保などの精度も充実しているのはよく知られている。
また、高額療養費制度も充実しており、保険診療内であれば、必ずしも民間生命保険会社の医療保険に頼らなくても貯蓄などで対応できるということは知っておいても損はないでしょう。
アクサ生命保険
新型コロナウイルス感染症は、入院給付金のお支払対象となる疾病に該当いたします。検査の結果「陽性」と判定されたか否かに関わらず、医師の指示で入院された場合(検査入院を含む)は、入院給付金のお支払対象となります。
新型コロナウイルス感染症に罹患されたお客さまへの入院給付金のお支払いについて、医療機関の事情等により、医師の指示で、ご自宅またはその他病院等と同等とみなされる施設(ホテル等の滞在型施設)で治療を受けられた場合も、その治療期間に関する医師の証明書等をご提出いただくことで、入院給付金のお支払い対象としてお取扱いいたします。
メットライフ生命
新型コロナウイルス感染症は、疾病入院給付金、死亡保険金※1のお支払い対象となる疾病に該当します。疾病入院給付金は、疾病の治療を目的とした入院に対してお支払いをしますので、検査により陽性と判定されたか否かにかかわらず、医師の指示で医療機関に入院された場合は、疾病入院給付金のお支払い対象となります※2。また、医療機関の事情により、次のような場合も対象としてお取扱いいたします。
新型コロナウイルス感染症以外の原因を含めすべての入院治療において、入院による治療が必要であったにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症の影響等による医療機関の事情により、「直ちに入院できず自宅での治療となった」、あるいは「当初の退院予定日より早期に退院をせざるを得なくなった」等の場合には、医師の証明書等をご提出いただくことで、自宅等での治療の期間や当初の退院予定日までの期間についても入院給付金のお支払い対象といたします※2。
医師の指示により臨時施設等(医療機関と同等に見なせる施設)で医師の治療を受けた場合、医師の証明
書等をご提出いただくことで、その期間についても入院給付金のお支払い対象といたします※2。※1 疾病による死亡保険金のご請求対象となりますが、現時点では、災害死亡保険金、災害高度障害保険金につきましては、ご請求対象外となります。
※2 ご契約内容によっては、疾病入院給付金のお支払いに、所定の入院日数が必要となる場合があります。
ソニー生命
(1)保険金のお支払いについて
新型コロナウイルス感染症により死亡された場合は、「疾病」による死亡保険金のお支払い対象となります。当感染症は、当社の災害死亡保険金のお支払い対象とする「所定の感染症」には該当しないため、現時点では「災害」でのお支払い対象ではありません。
(2)給付金のお支払いについて
新型コロナウイルス感染症は、「疾病」に該当しますので、新型コロナウイルス感染症の治療を目的とした入院は疾病入院給付金のお支払い対象となります。なお、陽性・陰性にかかわらず(当感染症への罹患の有無にかかわらず)、医師の指示で入院している場合も入院給付金のお支払い対象となります。
なお、医師の指示により臨時施設(病院と同等とみなせる施設)もしくは自宅にて療養をした場合に、その療養期間についても入院給付金のお支払い対象となります。
※ご請求にあたっては療養期間の確認できる病院等発行の証明書が必要です。
はなさく生命
新型コロナウイルス感染症に罹患されたお客様への保険金・給付金のお支払いについて、医療機関の事情等により、自宅またはその他病院等と同等とみなせる施設で治療を受けられる場合も、その治療期間に関する医師の証明書等をご提出いただくことで、入院給付金等のお支払いの対象としてお取扱いします。
なお、既にご案内の通り、新型コロナウイルス感染症は、疾病に該当しますので、新型コロナウイルス感染症の治療を目的とされた入院や、検査の結果「陽性」と判定されたか否かに関わらず、医師の指示で入院している場合も、(疾病)入院給付金のお支払い対象です。
また、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた場合、死亡保険金のお支払い対象となります。
ネオファースト生命
(1) 給付金
新型コロナウイルス感染症は、入院給付金の支払対象となる「疾病」に該当します。陽性・陰性にかかわらず、医師の指示で医療機関に入院された場合は、支払い対象となります。また、医療機関の事情により、臨時施設(病院と同等とみなせる施設)に入所し医師の治療を受けている場合等も、医師の証明書等をご提出いただくことで入院給付金の対象となります。
(2) 保険金
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた場合には、疾病による死亡保険金の支払い対象となります。
東京海上あんしん生命
(1)入院を保障する保険商品
新型コロナウイルス感染症は疾病に該当しますので、新型コロナウイルス感染症の治療を
目的とされた入院は、疾病入院給付金のお支払対象となります(注)。(2)死亡または高度障害を保障する保険商品
新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた場合、または所定の高度障害状態になられた場合は、疾病による死亡保険金・高度障害保険金のお支払対象となります。
ただし、現時点では、感染症による災害死亡保険金・災害高度障害保険金はお支払対象と
なりません(災害による割増しはございません)ので、ご留意ください。
(注)ご契約内容によっては、給付金等のお支払いに、所定の要件(入院日数等)を満たすことが必要となる場合があります。
メディケア生命
■「新型コロナウイルス感染症」でご入院された場合
新型コロナウイルス感染症および感染の疑いにより、治療を目的に入院された場合、「疾病入院給付金」の支払理由に該当します。医師の指示により医療機関に入院された場合、検査の結果で陽性と判定されたかどうかにかかわらず、他の疾病と同様に「疾病入院給付金」の支払対象となります。
また、医療機関の事情等により入院できず、宿泊施設(ホテル等)での宿泊療養または自宅療養を受けている場合も、療養した事実の分かる証明書等をご提出いただくことで入院給付金のお支払対象となります。
■「新型コロナウイルス感染症」で手術を受けた場合
新型コロナウイルス感染症および感染の疑いにより、治療を目的に手術をされた場合、検査の結果で陽性と判定されたかどうかにかかわらず、他の疾病と同様に「手術給付金」の支払理由に該当します。
例えば、新型コロナウイルス感染症の治療で、人工呼吸器装着のため気管切開の手術を受けた場合、「手術給付金」の支払対象となります。
■「新型コロナウイルス感染症」でお亡くなりになられた場合
新型コロナウイルス感染症で被保険者が死亡された場合、検査の結果で陽性と判定されたかどうかにかかわらず、他の疾病と同様に「死亡保険金」「収入保障年金」の支払対象となります。
アフラック生命
日本生命保険
まとめにかえて
このように、新型コロナウイルスに感染し、入院してもここまで見てきたような保険会社に関していえば、保険加入者は入院給付金を受け取りことができる。
また、新型コロナウイルスで死亡した場合などについても死亡保険金を受け取ることができる。
もっとも、これまで医療保険などに加入せずに、新型コロナウイルスに感染し入院をした後から民間の保険会社が提供する医療保険に加入しようと思っても、過去の入院や手術などからの体況などが審査で引っかかることがある点には注意したところです。
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