買いだめした人のうち9割が十分な供給を知っていた
供給は十分なはずなのに欲しい人に行き届かないのは、一部の人が買いだめしているからだと言えるでしょう。
実際、株式会社エアトリの「買いだめに関する調査」によると、ティッシュ・トイレットペーパーを買いだめした人のうち、93.1%もの人が供給量は十分にあることを「知っている」と回答しました。大変多くの割合を占めます。
それでも4月に入って、毎朝ドラックストアの前で行列をつくり、マスクを買い占める人がいるようです。いつも行列をつくっているのは同じ人だとも聞きます。
約2割が「買いだめは全く問題ない」
それでは、買いだめに対してどんな意識を持っているのでしょうか。
「買いだめ」に対してどう思いますか?
・問題は全くない(個人の自由):18.2%
・すべきではないが、仕方ない:60.9%
・絶対にすべきではない:20.9%
買いだめは「すべきではないが、仕方ない」と考えている人が約6割、「問題は全くない(個人の自由)」と考えている人が約2割いるようです。必要としている人に届かないのは避けたい現象ですが、スーパーの棚に無ければ、慌てて買いだめするしかないと回答した人もいます。
スーパーやドラックストアの対応としては、「一人1点まで」と販売を制限することでしょう。しかし、何回も行列に並んだり、人を雇ったりする悪質な行為も見られるので、今一度冷静な行動をしたいところです。