すると夫は、「Aはいいよな、妊娠してるっていうだけで特別扱いされるし大事にしてもらえるから」と発言。つまり、両親と水入らずでかわいがってもらえる実家に逃げ込んでいたのだそうです。
「正直ドン引きだったけど、時間が経つにつれて『まあ、そういう思いもあるのか』と受け入れられるようになった」と語っていました。
実は生活力皆無だったことが発覚
続いて、専門商社で働く夫を持つBさん。頭がいいのに思い上がらず、センスもいいところに惹かれて付き合い、結婚に至ったとのこと。また、律儀で堅実な性格なので「お金の管理はお願いね」などと話していたものの、結婚してみると生活能力が皆無だったのだそうです。
「しっかり者だから大丈夫、と漠然と思っていたけれど、よくよく考えたら実家暮らししかしていない。洗濯機の使い方がわからない、アイロンをかけられない、ゴミの分別のことも知らないし、キッチンには立ちもしない。公共料金や食費がどれくらい必要なのかもわかってない。お金の管理なんてとてもできないというのがすぐに分かった」といいます。
たしかに一人暮らしの経験がないと、たとえば野菜がいくらするのか、水道、光熱費が毎月どれくらいかかるのかなんて気にしないかもしれません。生活費の見当がつかないと、家計管理を任せられるはずもありません。
「しかも生活費を知ろうともしない。それなのに、無理な予算ばかりを押し付けてくる。今では子どもが2人いるのに、食費は2万円くらいで足りる?とか……。ずっと頭がいいと思って尊敬していたけど、結婚してからは実は頭が悪いのかもと思うことも増えた」と呆れ顔で話してくれました。