また、通信株が買われ、KDDI(9433)が大幅高となり、NTTドコモ(9437)は大きく値を上げて昨年来高値を更新し、約18年ぶりの高値水準を付けています。

さらに、ハイテク株も総じて大幅高となり、終値ベースではHOYA(7741)が+10%超高の爆騰となった他、三菱電機(6503)、富士通(6702)、東京エレクトロン(8035)などが急騰して引けました。

その他では、小売り株でドラッグストア株が一斉に買われ、ツルハホールディングス(3391)が急騰して昨年来高値を更新し、スギホールディングス(7649)、マツモトキヨシホールディングス(3088)、ココカラファイン(3098)などもそろって急騰したのが目を引きました。

一方、数少ない値下がり銘柄の中では、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が冴えない値動きとなり、電通グループ(4324)も値を下げました。

また、外食株が総じて売りに押され、吉野家ホールディングス(9861)やゼンショーホールディングス(7550)が大幅安となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ関連株の一角が物色され、ナノキャリア(4571)がストップ高の大爆騰となり、ヘリオス(4593)も急騰しました。一方、弁護士ドットコム(6027)が大幅下落となっています。

葛西 裕一