真に受けないほうが身のため

このような男子の言動、女子の友達関係、大人への冷たい態度…どれも反抗期の証であり、成長の証でもあるのです。小学校高学年の保護者会は「最近、子供が話をしてくれない」「乱暴な物言いをする」という話が多くなります。

小学校のカウンセラーさんによると、反抗期があることは正常な発達段階が訪れている証拠で、むしろお赤飯を炊いて喜んでもいいことだとも話していました。「親離れの準備をしているのだ」と思うと温かい目で見守ることができます。

この休校騒ぎで、親子が一緒にいる時間が増えて、子供たちが外で解消できないストレス発散を親御さんは一手に受けることになります。反抗期は「成長のための大事なステップ」と認識し、なるべく真に受けずに、温かい目で見守ってあげましょう。

堀田 馨