ママ友グループに亀裂が… 

ある日、Aママの子どもが熱を出してスイミングを休んだ際、Bママが話の流れで「Aママの中学生の子は優秀で、私の子どもは不出来だから同じ高校には行けそうにない」と、自虐を交えて話したのだそう。その時はKママも含め、全員で笑って話を聞いていたのですが、Kママの暴走がここから始まったのだといいます。

それから数週間後、今度はBママが用事でスイミングをお休みすると、Kママがあのときの話題をニコニコと話し出したのです。「Bママが『Aママの子どもとはレベルが違うから、一緒にいてもつまらない』といっていた。」

Hさんは慌てて「いつもの冗談」だと伝えると、Aママも苦笑いで納得してくれたそうです。気まずい空気のなか、気を遣ったAママは「Bママの子どもは恰好よくて、私の子どもと違ってモテモテでうらやましい」と自虐で答えてくれました。これはいつものことで、2人の仲がいいからこその言葉でした。

しかし、ことあとAママとBママの関係はギクシャクしだし、最終的に2人ともスイミングスクールを辞めてしまったのです。のちに話を聞くと、影でKママが「Aママが『勉強もしないで女遊びばかりしている』って」「Bママが『勉強しか能がない』って」と話を歪曲させて伝えていることがわかりました。