普段通り生活しながらちょっとだけ気遣いを
夫が勤務中でも、妻は普段通り生活してOK。ただし、ちょっとだけ気を遣ってあげると仕事がスムーズに進みます。特に子どもがいる家庭。子どもにとっては、「パパが家にいる=休み」ですから、大人が気を付けてあげる必要があります。「仕事中の夫の部屋には入らないようにする」「午前中は外に出かける」などの配慮をすることが大切です。
また、在宅勤務は意外と孤独です。家にこもってしまうため、同僚との会話や勤務後の飲み会など、人と関わる機会が減ってしまいます。ですから、「さりげなく飲み物を持っていってあげる」「週末に晩酌をする」など、妻がコミュニケーションを意識してあげましょう。そうすることで、夫も孤独感から解放されますよ。
掃除や洗濯などの時間も気にしてあげるとベストですが、夫の都合ばかり聞くことはできないでしょう。ですから、「仕事中にやっても大丈夫?」「この時間にやりたいんだけど」と相談するのが一番。「全然気にしない」という夫もいますからね。
まとめ
在宅勤務は、様々なメリットがあります。「平成29年度テレワーク人口実態調査」によると、「自由に使える時間が増えた」(47.1%)、「通勤時間・移動時間が減った」(46.5%)、「業務の効率が上がった」(46.3%)といった回答が見られました。ただ、「仕事時間(残業時間)が増えた」(34.7%)というデメリットがあるのも事実です。
デメリットを少なくしメリットを活かしていくには、家族の協力も必要。家族の理解がないと、在宅勤務はデメリットだらけになってしまう可能性があります。せっかくの在宅勤務です。家族みんなにメリットが増えるよう、夫も妻も協力していきましょう。
【参照】国土交通省「平成29年度テレワーク人口実態調査」
LIMO編集部