排他的な日本映画界
Netflix米国版では次々と様々なジャンルの韓国テレビドラマやNetflixオリジナル作品が英語字幕を付けて配信されています。また、韓国内の人気映画の多くも一年後くらいにはNetflixや他の配信サービスで鑑賞することが出来ます。
その一方で日本映画は英語字幕がつけられた作品が非常に少ないです。また、Netflixなどでは、アニメがメインです。アニメ以外の興味深い日本映画の予告編やレビューを見つけても、英語字幕付きはどこで観られるのだ、と日本映画ファンの不満の声をオンライン上でも、また実際に筆者の周りでもよく見聞することです。
英語字幕付きが見つかったとしても、1作、30ドル以上も払ってオンラインで購入しなくては観られないということでは、敷居が高く誰もが気軽に観てみようという気にはなりません。
日本でいくら良い作品が公開されていても、日本語の分かる人だけが、日本の中だけで観ればいいという排他的な態度では、韓流に人気が集まるのも仕方がないでしょう。