・仕事に影響しない、参加しても楽しいと感じないなど、メリットのない飲み会を断る。
・個人型確定拠出年金のiDeCo(イデコ)などを活用し、節税に取り組む。
・保険を見直す、格安スマホに乗り換えるなど、毎月の固定費を抑える。
・野菜の使い切りパックやパケットの少ないプランなど、実際に使う量にマッチしている商品を選ぶ。
・使用頻度の減った新聞や化粧品などの定期購入を解約する。

貯金体質に近づくポイントは、自然と無駄遣いをなくすことです。とくに固定費は、一度改善すれば節約効果が続く特徴があります。すでに契約している保険やスマホの料金を見直し、節約手段がないかを探してみましょう。

まとめ

一時的な節約は、効率的に貯蓄を増やすことができません。むしろ「先月はたくさん我慢したから今月は贅沢をしよう」「節約生活に疲れたから旅行にでも行こう」なんて思っていると、せっかく増えた貯蓄が一気に減ってしまいます。

節約をストレスなく継続させるには、「適度な節約」を維持する必要があります。人間関係や自分磨きに支障がでないように配慮しつつ、固定費や気分の乗らない飲み会代などを積極的に削りましょう。普段の生活を振り返れば、「飲み会には仕方なく参加していた」「いつも野菜を余らせていた」と気が付けるかもしれませんよ。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部