・福利厚生が充実している
・昇給のイメージが持ちやすい
・住宅ローンなどを借りるときなどに信用がある
・社員教育や研修制度が充実している

大企業は、環境が整備されている会社が多いもの。長く安心して働ける、という「終身雇用」の産物と言えるかもしれませんね。ただ、「成長できない」という現実に直面し、大企業を去る若者が少なくないという現実もまた事実です。

大企業に勤めることが「安定」の時代は過ぎた

大企業に入社しても、自分の希望の仕事に就くことは難しいです。同期が多く、従業員が多い会社に入社すると、希望していない仕事に就く人も多いでしょう。そして終身雇用が崩れた現在、大企業の社員であってもいつ職を失うか分かりません。そのため会社への依存に危機感を覚え、「自分の市場価値を高めよう」と大企業を去る若手社員がいることは、ある意味当然のことといえます。

事実として、日本自動車工業会の豊田章男会長や、経済同友会の桜田謙吾幹部長などから「終身雇用の維持は難しい」という発言もありました。もちろん中小企業に勤めたからといって、満足した働き方ができるという保証はありません。大切なのは、大企業を去るメリット・デメリットを考え、慎重に判断することです。

大企業を飛び出した若者の声

大企業に入社してすぐに転職した若者は、いろいろな感想を持っているようです。転職に満足しているという声もあれば、後悔している声も――。

転職して良かったという声は、以下の通りです。