また、医薬品株も総じて値を上げる中、中外製薬(4519)が堅調に推移し、武田薬品工業(4502)を抜いて(医薬品株の)時価総額トップに躍り出ています。

その他では、連日にわたり11年ぶりの安値更新が続いていた日産自動車(7201)が反発したことが目を引きました。

一方、前日に通期業績見通しを下方修正して3期連続の最終赤字に陥ることを発表したミニストップ(9946)が一時▲5%超安の急落となり、他の小売り株では良品計画(7453)が昨年来安値を更新しました。

また、鉄鋼株が断続的に売られ、日本製鉄(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、神戸製鋼所(5406)は揃って大幅安となり、いずれも昨年来安値を更新しています。

その他では、三菱重工業(7011)が昨年来安値を更新したことが注目を集めました。

新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ安だったアンジェス(4563)が反発し、サンバイオ(4592)やブライトパス・バイオ(4594)も大幅高となりました。また、メルカリ(4385)が一時+8%高に迫る急騰となっています。

葛西 裕一