男性では30代男性が最も多く45.0%で、30代以降は年代が上がるにつれてへそくりしている割合が減少傾向にあります。一方、女性では50代まで年代が上がるにつれてへそくりする割合が高くなる傾向が見られます。
へそくり金額
・男性:149万円
・女性:238万円
へそくりしている割合はほぼ同数でしたが、一人あたりの金額は女性のほうが多くなっています。夫婦の貯金の管理は「妻が主導で行っている」の割合が54.7%と、「夫が主導で行っている」の24.8%より高く、へそくりしやすい条件が整っているからかもしれません。
それでは、なぜへそくりをしているのがその理由を見ていきましょう。
へそくりをしている理由【複数回答形式】
対象:へそくりをしている人 ※上位5位までを抜粋
【男性】
1位:自分へのご褒美消費のため(58.5%)
2位:老後の生活費のため(30.9%)
3位:旅行に行きたいため(24.6%)
4位:子どもの費用(教育費など)のため(17.9%)
5位:家計の収入が途絶えたときの備えのため(15.9%)
【女性】
1位:老後の生活費のため(43.1%)
2位:自分へのご褒美消費のため(40.7%)
3位:家計の収入が途絶えたときの備えのため(33.0%)
4位:家族が病気やケガになったときの備えのため(27.8%)
5位:旅行に行きたいため(22.0%)
男性は「自分へのご褒美消費のため」が多いのに対して、女性は「老後の生活費のため」や「万が一の備えのため」という回答が多くなっています。家計を管理する妻は、もしものことを考えてしっかりお金を貯めているというわけですね。
おこづかい額の決定権は妻にある?
さて、へそくりどころか毎月のおこづかいが少なすぎて困っているという人もいるのではないでしょうか。