そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなりました。寄り付きから弱含みで推移した後、前場の半ばに一時+47円高まで上昇して23,900円台を回復しました。

しかし、後場寄りからマイナス圏へ沈むと、終盤には一時▲76円安まで下落する場面も見られています。

結局、終値は小反落となりましたが、米国株が最高値を更新したことを踏まえると、大きな物足りなさが残ったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日続落となりました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は18日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,792万株、売買代金903億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は前日より増えたものの、依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、18日連続で1,000億円を割り込んでいます。

なお、株価指数は下値を買い戻す動きが出たことから続伸となりました。これで800ポイント割れは遠のきましたが、今後の展開にはまだ注意が必要と言えそうです。

前日に決算発表のサンリオやシマノなど軒並み急落、大幸薬品は上場来高値更新

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅高となり、東京エレクトロン(8035)が昨年来高値更新となって株価指数の下支え要因となりました。