そこで意識したいのが、彼らへの指示は細かく伝えることです。ゆとり世代の社員は、仕事の必要性や意義、得られる成果といったことを理論立てて話されると、責任もって仕事に取り組むという特徴があります。

もし叱らなければいけない状況が出てきたときも、「言わなくても分かってくれるだろう」と思ってはいけません。少し遠回りに感じるかもしれませんが、「叱る意味」を説明し、その後のフォローも欠かさなければ、信頼を寄せてくれるようになります。

少しの工夫が、自分のメンタルを守ることにつながる

社会的にパワハラに対する意識が高まっていることもあり、働きにくい毎日を過ごす上司は多いものです。ただ、職場は一日の大半を過ごす場所。紹介したコツを参考にしつつ、部下との接し方を少しだけ変えてみると、メンタルを崩さず働くことができるかもしれませんよ。

LIMO編集部