・何を言っても理由なく反抗し、仕事の指示に応じない部下

・感情的な自己主張が多く、いつもケンカ腰で接してくる部下

・指示や指導がまったく通じない‟天然ゆるふわ“な部下

・職場で‟陰の権力“を振るって、まわりを困惑させるお局様部下

こうした部下に一喝入れたい人も多いと思いますが、パワハラで訴えられることを恐れて、部下に強く出ることができない人もいるでしょう。

立場上は「上司が注意して改善させるべき」という意見もあるかもしれません。しかし、社会的にハラスメントに対する意識が高まっていることもあり、上司は部下の顔色を伺って接しないといけません。現代の上司たちは、思うように行動したり、注意したりできない環境に置かれています。

しかも、「人手不足」で人材確保が難しいなか、モンスター部下といえどもすぐに離職されては困るのも事実。「パワハラ!モラハラ!」と部下に過敏に反応されてしまうと、自身の出世にも影響する可能性もあります。


モンスター部下の存在に悩み、人事部や総務部に相談しても解決しない毎日……。転職しようにも、40代~50代向けの求人が少なく、簡単に転職もできずに立ち往生する上司は少なくないようです。

「ゆとり世代」をやる気にさせるには?

上司のなかには、いわゆる「ゆとり世代」に困っている人も少なくないでしょう。注意されると極端に落ち込んだり、プライドを傷つけられることを嫌ったりするなど、正直「融通が利かないなぁ」と困ってしまうこともありますよね。