また、NTTドコモ(9437)など他の通信株も概ね堅調に推移し、KDDI(9433)は3日連続で昨年来高値を更新しています。

さらに、ハイテク株では直近は売りに押されていた東京エレクトロン(8035)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)などが買い戻され、いずれも大幅高となりました。

その他では、新型コロナウィルス肺炎に対する根強い不安から、アルコール消毒剤のさらなる需要拡大が見込まれる大幸薬品(4574)がストップ高の大爆騰となったのが目を引きました。

一方、自動車株の一角が売られ、スズキ(7269)が大幅下落となり、日産自動車(7201)は値を下げて再び昨年来安値を更新しました。

また、ハイテク株では週明けに急落したニコン(7731)が続落となり、連日の昨年来安値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が大幅反発し、弁護士ドットコム(6027)も急反発して引けました。ただ、全体的には大きな値動きを見せた銘柄は少なかったようです。

葛西 裕一