そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。寄り付き直後は一時+8円高と伸び悩み、その後も上値の重い展開でしたが、大引けに掛けて急伸して一時+183円高まで買われる場面がありました。

結局、高値引けはなりませんでしたが、それに近い状況で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、最後はプラス圏を維持できず、わずかながら下落しています。これで3日続落となり、日経平均株価と好対照な結果となりました。

東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、売買代金は17日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,164万株、売買代金813億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、前日よりは増えたものの、依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、売買代金は17日連続で1,000億円を割り込んでいます。

ただ、株価指数は下値を買い戻す動きが出たことから反発しました。これでいったんは800ポイント割れが遠のきましたが、今後の展開には注意が必要と言えそうです。

ソフトバンクGが一時+14%超高で久々の大爆騰、日産自動車は再び昨年来安値を更新

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が、傘下の米国携帯通信子会社と競合他社の合併承認を好感されて買われ、一時+14%超高の大爆騰となり、日経平均株価を大きく押し上げる要因となりました。