「いつもと違う道を進む→迷って帰れなくなる」
「見慣れぬ魚を食べる→毒で亡くなる」

という具合に、私達の祖先はいつもと違った行動をすることはリスクだった時代を長く過ごしてきました。現代にもその名残りが残っていて、変化することを本能的にリスクと感じてしまう「機能」が人間にはあるのです。これを「恒常性維持機能」といい、ダイエットなどでも長く続いた体重から急激に痩せると「これは危険だ」と元の体重に戻すべく、省エネモードへと移行することで減量しなくなる場合などがあげられます。

本質的に人が変化を嫌うのは、当然のことなのです。

現代は変化がリスクになる時代

しかし、現代は「変化しないことがリスクになる時代」です。