不倫…それは、何も既婚者に限った問題ではありません。「私には無縁」と思っていても、既婚者にハマってしまう独身者も少なくありませんよね。
今回ご紹介するエピソードは、筆者の実父が20年以上前に犯した独身女性との過ち。
父の不倫を知っても離婚を選ばなかった母は、なぜそのような選択をしたのか?20年の歳月を経て、改めて母に聞いてみました。
(※筆者個人の見解です。不倫は民法上の不法行為となる場合があり、それを容認する記事ではないことをご理解頂ければ幸いです。)
父親の不倫
筆者の父親が不倫をしていたのは、今から20年ほど前。筆者が高校生の頃でした。
不倫相手は父が働いている会社にアルバイトとして勤務していた女性で、なんと「娘(筆者)と歳がそれほど変わらない」という若さ。
筆者の母が不倫に気づいたのではなく、なんと「父の方からカミングアウトしてきた」というから驚きです。
なんでも、不倫相手からフラれて傷心しきってしまった父は、あろうことか「不倫の事実を母に打ち明けて慰めてもらおうと思った」のだそう。
ちょっと常識では考え難い父の行動ですが、母はそんな父を見捨てることなく現在も一緒に暮らしています。
なぜ母は離婚を選択しなかったのか?
いわゆる「できちゃった婚」の父と母は、性格の不一致から衝突することも多く、筆者の記憶では「父と母が殴り合いのケンカ」をしていた記憶が鮮明に残っているほど。
父は「THE昭和の男」という感じで、レディーファーストなどとはほど遠く、幼い頃から「なぜ母は離婚しないのだろう」と疑問に思っていました。