運転者を絞ってはいないけれど、実質的には契約者本人とその配偶者しか運転しないという場合は、運転者限定を設定することで保険料を安くすることができます。

家庭内で車を2台以上保有している場合の注意事項とは?

自動車保険には様々な特約があり、それらを付帯させることで補償内容を充実させることができます。

ですが、同居している家族で2台以上の車を保有し、それぞれが自動車保険に加入している場合は“いずれか1台”がその特約を付帯していれば家族全体が保証される、というのはご存知でしょうか。

無駄を省くためにもその特約の種類を覚えておくことが重要です。

その特約は「人身傷害車外事故の特約」「ファミリーバイク特約」「弁護士費用等の補償の特約」「個人賠償責任特約」の4つです。

これらの特約に共通しているのは「同居の家族も補償範囲になる」ということですので、重複部分が無駄になってしまいます。

たとえ2台の車を保有していてそれぞれがこれらの特約に加入していても、補償内容が2倍になったりしませんので注意が必要です。

火災保険の内容もチェックしよう

最後に自動車保険の見直しの際には、ご自宅の火災保険の内容も併せてチェックするようにしましょう。

「なんで火災保険も?」と思ってしまう方もいるかと思いますが、実は火災保険にも補償内容の重複の可能性が有り得るのです。